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国の検討会で「高年齢者の労働災害を防ぐための指針(案)」が示されました。
この指針は 令和8年2月に公示され、令和8年4月1日から適用される予定 です。

◆「高年齢者の労働災害防止のための指針」とは?

高年齢者は、年齢とともに体力や注意力が低下することがあります。
その特性をふまえて、安全に働けるよう職場環境や作業方法を整えるための考え方を示したものです。

事業者(会社)は、この指針に沿って高年齢者の安全を守るための対策に取り組むことが求められます。

事業主が行うべき主な取り組み

事業場の状況をふまえて、次の1~5の対策に取り組む必要があります。

1. 安全衛生管理体制の整備

  • 経営トップが「高年齢者の安全を守る」と明確に示す
  • 高年齢者の事故リスクを調べる(リスクアセスメント)

2. 職場環境の改善

  • 身体機能の低下を補うための設備を導入する(手すり、昇降補助、明るい照明など)
  • 高年齢者の特性(疲れやすさ、反応の遅れなど)に配慮した作業計画にする

3. 健康・体力の状況把握

  • 健康診断などで健康状態を確認
  • 筋力・バランス能力など体力面もチェック
  • 得た情報の扱いには十分配慮する

4. 個々の状態に応じた対応

  • 健康や体力の状態に合わせ、無理のない作業内容にする
  • 状況に合った業務を提供する
  • 心身の健康維持のための取り組みを行う

5. 教育・研修

  • 高年齢者向けの安全教育を行う
  • 管理監督者にも、高年齢者の安全確保について教育を行う

労働者と協力して進めること

会社は、高年齢の方が安全に働けるように、
作業環境を整えたり、作業方法を工夫したりする必要があります。

一方で働く本人も、
年齢とともに体力や注意力が変化することがあり、それが事故につながる場合がある
ということを理解し、会社と協力しながら安全対策を進めていくことが大切です。

まとめ

高年齢者が安心して働けるようにするための指針です。
公示された指針に基づいて、職場では必要な対策を進めていきましょう。


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